世の中のパパママ、今日もお疲れ様です!まず初めに、子育てをしているすべての人に労いの言葉をかけたいです、本当に。
かわいいわが子との時間は、楽しくもあり忙しくもあり忙しくもあり・・・本当にバタバタですよね。自分のタイミングでいろいろなことができず制限されるって、ここまでしんどいのかと子どもを出産して常々感じます。
最近よく言われている「ワンオペ育児」も、聞き慣れてしまっている事実になんだか悲しくため息が出ちゃいます。しかし、現実はその状況でも毎日子どもを育てていかないといけないので、やるしかないんですよね。
そこで、今回はワンオペ育児の中でも究極に大変で悩むことの多い「お風呂タイム」について、詳しくまとめていきます。初めての子育てに何かと悩みがちな初めてのパパママはもちろん、兄弟のいる子どもを育てるパパママも、お風呂の時間が少しでもスムーズになるよう全力で応援します!
ワンオペ育児で最も過酷な時間
子どもと一日過ごす中で、一番大変で労力を消費するのがお風呂タイムではないでしょうか。なぜなら手の抜きようがないから。ごはんや遊びの相手をするのは、正直手を抜けるんですよね。ベビーフードやレトルトを使ったり、テレビやyouTubeを見させておくなどして多少手抜きができちゃいます。
しかし、お風呂はどうにもできないんですよね。本当に自分がしんどい場合には、一日くらいお風呂に入れなくても大丈夫かもしれないし、体拭きシートでサッと拭いて済ませられるかもしれないですが(いや、それも大変か)。でも、毎日のことなので難しいんですよね・・・
だからこそ、お風呂タイムを少しでも工夫してまずは安全に、そして自分ができそうな方法を見つけていくことが大切。3児の母であるわたしですが、一番大変な時期はもう本当疲れ切っていましたね。夕方のバタバタ忙しい時間帯が本当に嫌だったし、仕事で頑張っている夫に対しても、なんだかモヤモヤしてしまう時もありました。現在、8歳女・4歳男・1歳男で家の中はとっ散らかってて全然落ち着いてはいませんが、お風呂タイムの大変なピークは多分過ぎたのではないかと感じております。汗
そうはいっても、落ち着く時期を待つだけでは気が遠くなるので、まずは一日一日を無事に終えられるよう、一番過酷なお風呂問題を解決していきましょう!
一人で子ども3人をお風呂に入れてみた
さて、本題に入ります。先ほども言いましたが、わが家は3人の子どもがいます。兄弟のいる家庭は特に、兄弟を同時に入れるかどうかという点も悩むところですね。さらに、単にお風呂に入るといっても、お風呂に入る前にする下準備や、出てからのことを想定して用意しておくものもあります。
ここでは、お風呂に入る前にやっておく準備についてや、いざお風呂に入ってからの流れについて詳しくまとめてみました。
入る前の準備あれこれ
- 上の子はトイレを済ませる
- パジャマや肌着、オムツはまとめて用意
- 浴室の出入り口付近にタオルを用意
- 保湿剤や薬を用意
- 室温調整
【上の子はトイレを済ませる】
お風呂に行くとトイレに行きたくなるって子どもあるあるではないでしょうか。今後どこかへお泊りに行った時のことも考えると、トイレを済ませてからお風呂に入るという習慣をつけておくとよいですね。何より、途中で連れて行く手間をなくすためにも、流れを作るようにしましょう。
【パジャマや肌着、オムツはまとめて用意】
子どもあるあるパート2ですが、子どもは裸になるとなぜかテンションが上がり、普段できることもスムーズにできなくなります。寒い冬は特に体を冷やさないためにも、すぐに服を着られるようにセッティングしておくといいでしょう。
【浴室の出入り口付近にタオルを用意】
タオルも着替え同様、すぐに体をふけるよう洗い場から出てすぐのところにタオルを準備しておきましょう。最近では、ポンチョタイプの子ども用タオルもあるので、体を冷やさないように、素早く水滴を落とすように用意しておくと便利です。
【保湿剤や薬を用意】
特に冬は乾燥するので、保湿をぬる家庭も多いと思います。保湿座や薬は、服を着る前に塗るものなので、出入り口付近にタオルと一緒においておくとスムーズに進められます。子どもの口に入らないように気をつけましょう。
【室温調整】
冬は、脱衣所と洗い場との温度差で起こる「ヒートショック」を避けるためにも、脱衣所を事前にあたためておくことをよいでしょう。子どもだけでなく、子どもの着替えを手伝う大人も子ども優先になりがちで、なかなかすぐにパジャマを着られないですよね。最近では、小型の温風ヒーターなども安く手に入ります。「寒い」という理由で子どもはお風呂を嫌がることがあるので、子どもの安全を考慮したうえで、取り入れてみるのも手です。リビングと浴室が近い場合は、間の扉をあけてリビングのあたたかい空気を送るという簡単な方法もあります。
入浴タイムの主な流れ
基本子どもたちをまとめてお風呂にいれると、スムーズに短時間でお風呂タイムを終わらせることができます。分かりやすいよう色で上の子・下の子と分けました。
①上の子を先に洗い場に、下の子は脱衣所で遊んで待機
②上の子の身体と頭を洗う
③上の子は湯船へ
④下の子と一緒に洗い場へ(ここで大人と下の子は初めて服を脱ぐ)
⑤大人が体と頭を洗う(この間、下の子は洗い場で待機)
⑥下の子を洗う
⑦一緒に湯船へ(全員湯船にいる状態)
⑧大人と下の子が先に出る
⑨上の子出る
このように、手がかかり危険性の高い下の子は、短時間にやることをまとめておくと、大変さが少しは軽減されます。下の子の番➡上の子の番と分けることで、一人ずつ確実に素早く洗い終えていくイメージですね。
見て分かるように、上の子は一番長くお風呂にいることになります。湯船でしっかりあたたまるように、そして飽きないようお風呂のおもちゃなどを用意して楽しめるようにすることをおすすめします。また、先に上の子の体と頭を洗っておくと、突然「もう出る!」と言われても対応しやすいですよね。
0歳児月齢別お風呂の入れ方
特に大変な0歳児の入浴。おすわりや立つことができない時期には、どうお風呂に入れるのが正しいのか、分からないですよね。しかし、今あらためて思うのは、育児に正しい正しくないなんてないということ。各家庭の状況や子どもの姿は違うし、大変と感じる内容も親によって違うからです。
ここで伝える内容も、わが家にはこの方法が合っていて母であるわたしが一番負担が少ないと感じたことです。どの家庭にもこの方法が合うなんて思いませんが、少しでも参考になったら嬉しいです。
新生児~5ヶ月
新生児期の沐浴からしばらくは、下の子はベビーバスで日中に個別に入れていました。成長するにつれてベビーバスが窮屈に感じることもありましたが、5ヶ月ごろまで使っていました。
わが家の場合、新生児から5ヶ月ごろまでは沐浴用のベビーバス使用で、場所はキッチンのシンクで行っていました。最近の家は、キッチンや洗面のシンクが広めに設計されているので、わざわざお風呂場に移動しなくても沐浴ができるので、ありがたいですよね。
【メリット】
・上の子がいない時間帯にゆっくり入れられる
一番のメリットですね。上の子がいない分、下の子のお風呂に集中できるのであまり疲れません。コミュニケーションもとれて大切な時間でもありました。
・あたたかい環境で入れられる
下の子だけなので待たせることなく、スムーズに入れられます。我が家はキッチンのシンクで入れていたので、冬でしたが全く寒さを感じさせることなく入れてあげられました。急がなくていいので、保湿剤や薬もしっかりとぬってあげられ、ケアもしやすいです。
・赤ちゃんのリズムに合わせて入れられる
赤ちゃんの起きたタイミング、機嫌の良い時間帯など考慮してお風呂に入れられるので、大体機嫌よくリラックスして入ってました。兄弟が一緒だとなかなかそういうわけにはいかないですもんね。
・大人もお風呂でゆったり入浴できる
半年近くベビーバスを使って入れていた一番の理由はこれです!赤ちゃんと一緒にお風呂に入る場合、常に抱っこや支えが必要になるので、親は気が抜けません。「ゆっくり入浴したい」という気持ちを優先し、この時期子どもたちの入浴時は洗い担当。夫が帰宅後に一人でゆっくり入っていましたよ。日中赤ちゃんと過ごす時間は、たとえお昼寝中でも気が抜けないものです。ゆっくり湯船につかって無になれる時間は、本当大事です・・・
【デメリット】
・水道代が別にかかる
お風呂とは別でベビーバスにお湯をはって入れるので、多少水道代は高くなります。
・成長してくると赤ちゃんはゆったり入れない
月齢が増えるにつれて、当たり前ですが身体も大きく成長する赤ちゃん。我が家の末っ子は肉付きもよく、5ヶ月の頃にはベビーバスの壁に足が当たりよく蹴っていました。それを見て、家のお風呂に切り替えました。動きも大きくなっていたので、時間の問題でもあったと思います。
・準備や後片付けが必要
ベビーバスやボディーソープなど、本来お風呂に置いてあるものを移動させて用意する必要があります。キッチンのシンクを片づけないと沐浴できないので、シンクに食器が残ったままだとため息が出ていましたが(笑)
6ヶ月~12ヶ月
生後半年あたりから、やっと一緒に入浴するようになりました。身体はある程度成長しているので、「小さくて洗いにくい」ということはなかったですが、やっぱり心配なことも多く・・・
ここでは、一緒に入浴する際に気をつけたことをまとめました。
・大人が体を洗う時は、同じ洗い場で待機させる
赤ちゃんは溺れるものだと考え、常に大人と同じ場所にいさせていました。待機中に体が冷えてしまわないように、かけ湯するなどしています。
・ゆっくり湯船につかり、小さな声で安心させる
ベビーバスに慣れていると、深い湯量も響く浴室の空間も赤ちゃんにとってはびっくりしてしまうもの。慣れるまではしばらく、慎重に入浴するよう心掛けました。
・湯船に入る前に洗い場でかけ湯
ベビーバスを使っていたころもですが、お湯に反応しておしっこをするということがよくありました。お風呂にかわってからも、先に洗い場でかけ湯をしてお湯に慣らすのと同時に、なるべくおしっこをさせてから湯船に入ります。
少しでも負担をへらすために・・・
「何でお風呂ってこんなに体力が消耗するんだろう?」とふと考えてみました。少しでも負担を減らすためにわが家がしていることをお伝えします。
お風呂➡夜ごはんの流れに
最近は、お風呂に入ってから夜ごはんという流れにしています。理由は3つ。
1つ目は、ごはん後はおなかが満たされて眠気もあり、お風呂に入るまでに時間がかかるからです。2つ目は、食後は排便しやすく、入浴中に「トイレー」と言われるから。3つ目は、食後のまったり時間が長くなり、子どものやりたいこと(絵を描くとかおもちゃで遊ぶとか)ができ充実した時間になるからです。
さらに、わが家はお風呂に入る時間を17時過ぎごろにしています。お風呂➡夜ごはん➡まったりタイムまでが早い時間帯に終わると、それだけ落ち着いてゆっくりと過ごす時間が長くなり、大人もやりたいことができ、満たされるのです。
細かいことは気にしない
平日はとにかく、おだやかに平和に一日終わってほしいと願う私なので、お風呂でもあれこれ言いません。言っただけ疲れちゃうんです。なんとなく体が洗えて、なんとなく頭も洗えて、なんとなくあたたまれたらよし!としています。
子どものテンションを上げさせない
浴室は、家の中でも特に声が響きやすいですよね。子どものテンションが上がってしまうともう騒がしくて・・・それだけでついつい注意したくなって「静かに~」とこれまた大きい声で言う悪循環。子ども同士がジャレて楽しんでいる姿は可愛い時もありますが、お風呂では極力そうならないよう私もゆっくり落ち着いておしゃべりします。
ワンオペで子どもをお風呂に入れる際に役立つお助けアイテム
最近では、お風呂タイムに使える便利グッズがたくさん売られているので、うまく活用ことで親の負担はかなり減らすことができます。実際にどんなものがあるのか、見ていきましょう。
バスチェア
2ヶ月ごろ~使用可能のものが多いですが、ものによります。バスチェアといっても幅広く、バスチェア機能がついたベビーバスやリクライニング機能付きのもののほかに、エアータイプのチェアと種類はさまざま。我が家はエアータイプを愛用していましたが、持ち運びが楽で離乳食時にも使えて便利でした。
バスマット
子どもの安全を考え、洗い場に敷いていました。安全面だけでなく、マットがあることで子どもを座らせやすく、洗い場独特のひんやり感をなくせます。ただ、フラットではなくなるので、この段差に子どもがつまずかないように気をつけてくださいね。使い終わったら立てかけるなどして、しっかり乾かして清潔に保ちましょう。
バウンサー
赤ちゃんがまだ動き出す前に、脱衣所の待機中に使っていました。入浴前はオムツの状態で上にガーゼケットをかけ、入浴後にはタオルでくるんだ状態で。バウンサーに乗せていても、入浴中の大人や兄弟の姿が見えるので、安心して待っていられることも多かったです。
100均お風呂用おもちゃ
最近では、お風呂で遊べるおもちゃがたくさん売られるようになりましたね。我が家は、上の子は「あいうえお表」や「掛け算表」などの知育系のものを好み、下の子は食べものや乗り物の「型はめパズル」がお気に入り。上の子たちは待たせてしまいがちなので、集中できたり楽しめるものがあると飽きずに機嫌よく過ごせます。
バスローブ
大人も子どももですが、バスローブがあるとさっと着られて体が冷えるのを防げます。特に大人は、自分のことよりも子ども優先で着替えをさせたり、入浴後のケアを行いがちですよね。湯冷めの心配もいりません。
まとめ:自分が一番楽できるやり方を見つけよう!
今回は、ワンオペ育児の中で一番大変な時間でもある、子どものお風呂事情についてお話してきました。子どもの様子や年齢によっても状況は異なるので、各家庭に合ったやり方を試してみてくださいね。
ここまでの内容をまとめると、
- 入浴前のトイレを済ませ、タオルや着替えなど必要なものはお風呂の扉付近にセットしておく
- 上の子➡大人➡下の子の順に洗う
- 新生児期を過ぎても、ベビーバスを活用して親の負担を減らすのも手
- 市販のお助けアイテムにも頼る
使えるものはしっかり活用して、少しでも楽できるよう工夫していきましょう。よその家のお風呂の様子をのぞくことはできませんが、小さい子どものいる家庭は、どこも大変な思いをしているのだと勝手に思っています。
まずは、安全にお風呂に入ることだけを考えて、無理せず頑張りすぎず、無事に今日を終えられるよう過ごしていけたらそれで十分ですよね。これからまだまだ続く育児を、気張らず一緒に楽しんでいきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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